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にうすぐるうぷへの誘い

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目次


フォロー(フォローアップ)
既に投稿されている記事1つに対して、応答の記事を書く事。
パソコン通信や掲示板などでいうところのレスすること。
通常、フォロー記事を書く場合は、次のような書き方をするのが一般的。
なお、フォローしようとする対象の記事を「元記事」とか「親記事」と呼ぶ。

* 元記事のMessage-ID
* 元記事の投稿者名
* 元記事のフォロー対象部分の引用
* 自分の意見・感想など


最近は、掲示板などの方が浸透している影響もあり、「レス」という言葉が、 ニュースグループ「fj.*」「japan.*」「nihon.*」でも使われることがあるが、
「ニュースグループでは、『フォローする』とか 『フォローアップする』が正しい」と注意されることがある。
その場合は、正しい用語を使おう。
スレッド
親記事とフォロー記事からなる、一連の記事のつながり。
なおフォロー記事がつかない場合には、親記事イコールスレッド。
フォロー記事が投稿された時に、親記事のsubjectとフォロー記事のsubjectが異なる場合、
「派生スレッドが生まれた」とか「スレッドが派生した」と言う。
形成されたスレッドで、フォロー記事が増えていくことをスレッドが伸びる・スレッドが発展すると呼ぶ。
クロスポスト(クロス)
ある記事を複数のニュースグループへ同時に投稿すること。
話が関連するニュースグループあるいは、話をするにふさわしいニュースグループへクロスポストする。 クロスポスト(クロス)する場合は、複数の投稿先のニュースグループ名の間に、半角のコンマだけを入れて、投稿先を指定する。

通常クロスポストのニュースグループ数は2つ、多くて3つ程度。 許容される限度としては4つくらいまで。それ以上のクロスポスト数は嫌われる。
話の内容が絞られて来たり、3つ以上のクロスポストの場合は、Followup-toを活用したり、自分で投稿先ニュースグループを削って、投稿先ニュースグループの数を減らす。
投稿先ニュースグループの数を減らすことを「投稿先を絞る」と言う場合もある。

クロスポストとFollowup-toを活用している例を挙げてみよう。ヘッダ部分の話であることに注意。

newsgroups:fj.rec.animation,fj.rec.comics
Followup-to:fj.rec.comics


fj.rec.animationとfj.rec.comicsへの投稿で、この記事に対するフォロー記事の投稿先はfj.rec.comicsとなっている。

newsgroups:が投稿先名にあることで、newsgroups:の後に指定されるニュースグループへ送ることを示す。
以下、投稿先ニュースグループの例を挙げる場合はnewsgroups:を省略するが、投稿先ニュースグループ指定には、newsgroups:が先頭にあることは意識しておくと良い。

またクロスポストに関しては、次のようなこともある。

* ニュースグループの投稿者の中には、クロスポスト否認派もいる。
* 最近はそれほどでもないようだが、トップカテゴリーをまたぐようなクロスポスト(例えば、fj.*とjapan.*でクロスポスト)は嫌われることがある。特にクロスポストされた投稿先のグループにそぐわない時。


適切に使えば、自分の欲しい情報以上のものを引き出せたり、話題にしていることでも、(自分にとって)新しいことがわかったりということもある。うまく使おう。
マルチポスト
複数のニュースグループへ1回ずつ同内容を投稿すること。
過去の例では、宣伝・広告目的でのマルチポストが多かった。そういった場合には嫌われることが多い。しかし、こういう使い方がマルチポストの本来の目的。

aというニュースグループでの話の発展が元で、別のbというニュースグループにも話を絡ませたい時、クロスポストだと、bには突然そのスレッドの記事が現れ、話の内容が掴みづらい。

もちろんMessage-IDを調べればわかるが、自分の購読しているニュースグループに該当する記事がない場合、ニュースグループの記事の検索などが行えるサイト等を利用する必要がある。ここでマルチポストが役に立つ。

マルチポストを利用して、aには普通にフォローを行い、bには、それまでの概要や結果とaでのフォロー記事内容をまとめた記事を親記事として投稿すると話が掴みやすくなる利点がある。

では、例を挙げてみよう。
例えばfj.rec.animationで原作付きアニメの話をしていたとする。ところが、話の内容が原作中心に傾いてきた。この場合、

それまでの投稿先はfj.rec.animationだったが、fj.rec.comicsへマルチポスト記事を投稿するということである。

こうすることで、fj.rec.comicsに新しいスレッドが突然現れることでの、話の流れの掴みづらさが緩和され、fj.rec.comicsでスレッドの伸びが期待できる可能性がある。
また、クロスポスト(fj.rec.animation,fj.rec.comics)な記事が 出た場合でも、戸惑いが少ない。

このように、クロスポストとマルチポストにはそれぞれ長短がある。どちらが良いのか、TPOに応じて利用する。
マルチフォロー
2つ以上の記事に対して1つのフォローを行うこと。ただし、あまり使われない。
複数の記事へのフォローのため、下手すると(記事を)書いている 自分でも、わけがわからなくなる。だが最大の利点としては、複数記事への1回でのフォローのため、

* フォロー記事を何度も書く必要がない
* ネットワーク上に流れるデータ量の削減


が挙げられる。それとマルチフォローの場合、Referencesの加工が必要なケースもある。
マルチフォローと通常のフォローもTPOに合わせて使い分けよう。
送り
クロスポストの意味で使われることもあるが、ほとんどの場合クロスポスト&Followup-toを活用して、別のニュースグループでスレッドを続けることを意味する。
また、クロスポスト先が各トップカテゴリの使い方に関するニュースグループの場合、「うさげ送り」と言われることもある。

「うさげ送り」の「うさげ」は英単語の「usage」をローマ字読みしたもの。
記事の書き方には充分注意して、「うさげ送り」されないようにしよう。
^H・^h
いわゆる制御文字の「backspace」を表す。
誤字を残したり、意図的に入れてある文字の訂正をしたい時などに用いる。 記事の中では下記のような使い方をする。

名^h迷言
聖衣^H^Hクロス
一般^h^h逸般人

上記の通り、「^h」[^H]でワンセットである。もともと制御文字が「^h」[^H]でワンセットなのだが、表記の便宜上「^」と「h」「H」の2文字で代用している。
^L・^l
いわゆる制御文字の「改ページ」を表す。最近は^L・^lに対応しているニュースリーダーは少ない。また、^L・^lの前後に改行が複数入るのは可。もともと、ネタバレなどを防ぐ意味があった。
昔は今よりも表示画面が小さく、改行を複数入れるよりも、改ページの^L・^lを使った方がスマートだったのだが、今ではそんなことを気にするどころか、^L・^l対応のニュースリーダーが珍しいとも言えるかもしれない状況になってしまった。

当然のことながら、記事を書いた人のニュースリーダーが 対応していても、読む人のニュースリーダーが対応してないと意味を成さない。その為、複数の改行を入れて改ページ代わりにすることが ほとんどである。その場合、カウントダウンよろしく行頭に数字を入れたり、行頭に一文字だけ書いてそれを複数行分繰り返し、文章として成立させる手法もある。
記事の中では下記のような使い方をする。

^L・^lの例

改ページ前の記事本文
^L・^l(ここに実際の制御コードを埋め込む)
改ページ後の記事本文

^H・^h同様^lも「^l」「^L」・でワンセット。もともと制御文字が「^L・^l」でワンセットなのだが、表記の便宜上「^」と「l」「L」の2文字で代用している。

カウントダウン・文章系の例

カウントダウン編

改ページ前の記事本文
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9
8
7
6
5
4
3
2
1
改ページ後の記事本文


文章編

改ページ前の記事本文























改ページ後の記事本文
abuse
読み方は、「あぶゆーず」か「あびゅーず」。ニュースグループを正しく使わない場合に用いられる用語。 「正しく使わないこと」というのは、おおまかに2つに分類できる。

* 投稿先ニュースグループが多数ある
* 記事の内容そのものが投稿先ニュースグループに適していない


前者については、特別な用語でECP・EMPというのが存在する。
ここでの「多数」とは、(一般的に)ECP・EMPと判断されやすいと思われる「(投稿先ニュースグループが)5つ以上」と考えてよい。
ECP・EMPの詳細は、別途書くのでそちらを参照。

後者については、一言で言うなら「畑違いな記事を投稿すること」や「誹謗中傷な記事」というのが当てはまるだろう。

例えば、fj.rec.animationはアニメに関するニュースグループだが、アニメに全く関係のない内容の記事が流れる(或は流れた)場合が挙げられる。
abuser
読み方は、「あぶゆーざー」か「あびゅーざー」。
abuseな投稿者のことを指す。この呼び方をされるのは、非常に不名誉なことである。
ECP
Excessive Cross Postingの頭文字を取ったもの。「過剰なクロスポスト」という訳をされる。

一般的に5つ以上ニュースグループへのクロスポストがECP扱いとなる。ECPな投稿を繰り返す投稿者は、abuserと判断される。
EMP
Excessive Multi Postingの頭文字を取ったもの。「過剰なマルチポスト」という訳をされる。

ECP同様、5つ以上のニュースグループへの投稿がEMP扱いとなる。EMPな投稿を繰り返す投稿者も、abuserと判断される。
signature
署名のこと。日本語表記では、シグネチャ、シグネチャー、シグニチャ、シグニチャーの何れか。
自分の名前・ハンドルは必須。他に付け足しで好きなことを書いたり、(自分の)サイト紹介を入れたりする人もいる。約4〜5行程度で収めるのが好まれている。


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・F会メンバー執筆本
「軽音部、西へ - HTT live @ 7th district -」
著者:PARALLAX
・Fani通既刊
既刊については、http://ccsf.jp/fandom/で概要・表紙画像を確認可能です。

2010/8/16 Fani通2009(上) サークル在庫終了!増刷の予定無し。
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