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雷鳥の行方は?

投稿日時 2007-7-31 1:09:55
執筆者 gf-tlvkanri
雷鳥がMozillaから分離、基本的には雷鳥用のコミュニティなどを
存在させてそちらに任せるという話が持ち上がっているようだ。

雷鳥の製品形態とか製品の方向に関して、思うことを私見のみで書く。
的外れにも程がある というツッコミがくるのは承知の上で。

実現するか別にして、以下のような方向性もあるのではないかと思う。

1 Firefoxのイチ拡張機能として存在しつづける。
2 OperaやSeaMonkeyのような統合型アプリケーションを目指す。
3 雷鳥をベースに、もしくは発展させて独自アプリケーションを目指す。


さて、上に挙げた3つのメリット・デメリットはというと。
思いついたのは以下のような感じ。

1のメリット・デメリット

メリット
・インストールが簡単である。
・拡張機能なので、JavaScriptがわかれば(それなりの)
細かいカスタマイズやソース自体の追加・修正がしやすいと思われること。
・拡張開発者が手を出しやすくなるため、現在よりも開発に関わる人数の
絶対数が増えるのではないかと思われること。

デメリット
・他の拡張機能(特にRSSリーダー系)との拡張機能の
バッティングを気にする必要があると思われること。
・Spam対策向けのベイジアンフィルタの機能が無効になると思われること。
JavaScriptでベイジアンフィルタプログラムを作成できれば
問題ないだろうが、そこまでの機能はJavaScriptでは無理ではないかと思われる。

2のメリット・デメリット

メリット
・統合対象のアプリケーションが必ずしもブラウザである必要はない。
雷鳥と統合することが吉に働くアプリケーションがあれば、
それと統合すれば良い。

デメリット
・Mozillaでは、既にSeaMonkeyという統合アプリケーションの前例があり、
余程違いがないと統合アプリケーション化した意味がなくなってしまうこと。

・開発期間が長くなりやすいだろうと思われること。

3のメリット・デメリット

メリット
・独自アプリケーションということで、(雷鳥を元にできるにしても)
ほぼゼロからの開発になると思われる。そのため、もう一度雷鳥そのものの
方向性を定め直して開発できると思われること。

デメリット
・開発期間が長くなりやすいだろうと思われること。

なりふり構わないのであれば、Firefoxの拡張機能として存在しつづけた方が
良いのでは?という気もするが、さてさて・・・どうなりますやら。




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